システムエンジニアリング済みのソリューション

空気搬送は、バルクマテリアルハンドリングシステムの中枢です。シンプルなシステムから扱いの難しい原料を処理する高性能なシステムまで、バルク原料の複雑な動きに関する詳細な知識と理解によって、当社はお客様の信頼を獲得してまいりました。

さらなる大量生産、より多くの製品種類、そしてより長い搬送距離に対する需要の高まりに応えるため、コペリオンとコペリオンK-Tronは革新的な空気搬送プロセスおよびコンポーネントを継続的に幅広く開発しています。当社の搬送技術および製品は、将来のニーズにも確実にお応えします。

活用分野

バルクマテリアルハンドリング用の単一コンポーネントから完全なシステムに至るまで、コペリオンおよびコペリオンK-Tronはバルク固体原料の空気搬送装置をシステムの規模を問わず設計・製造しています。コペリオンのサービスには、空気搬送アプリケーションシステム全体のエンジニアリングや、実際の規模での原料テスト、スタートアップサービス、スペアパーツ、およびフィールドサービスが含まれます。

  • 摩擦に弱い、ざらつきがある、または砕けやすいなどの特性を持ち、扱いが難しい原料搬送用の信頼性の高いシステム設計の豊富な経験
  • 搬送が容易な原料向けのシンプルかつコスト効率の良いソリューション
  • カスタマイズされた監視制御を含む、優れた制御機能
  • フィーダ、押出機、ペレタイザー、包装機械など、コペリオンおよびコペリオンK-Tronのあらゆる技術を詰め込んだ統合システム
  • 悪条件のプラント環境でも秒単位の正確性を発揮する高度なフィーダ制御アルゴリズム
  • ロータリバルブ、ダイバータバルブ、スライドゲートバルブを含む、プラスチック、化学薬品、鉱業、食品、ペットフード、および医薬品プロセス産業向けの幅広いコンポーネントラインアップ
  • 衛生要件が非常に高く、顧客および政府の食品および医薬品産業におけるあらゆる検証要件が仕様に含まれたアプリケーション向けの、認定済みソリューションを提供
  • 広範なグローバルサービス

関連産業

  • Plastics
  • Chemicals
  • Food & Pet Food
  • Pharmaceutical
  • Minerals
  • Nonwovens

搬送システムの例

空気搬送では、空気やその他の気体の流れを使用してパイプ内でバルク固体を移動させます。

一般的に、空気搬送されるバルク原料は、20 mm (0.75インチ)未満の粉末、ペレット、顆粒、および不規則な形状の粒子です。空気搬送される原料の多くは、嵩密度が0.1~1 kg/dm³ (5~100 lb/ft³)です。

空気搬送は、圧力装置や真空装置で行います。最も一般的に使用される空気搬送の方法は、空気中の粒子を移動させる希薄相搬送です。粒子のサイズ、形状、および重量に応じて、4~40 m/s (4,000~8,000 ft/min)のガス速度を使用します。希薄相搬送システムは、嵩密度や凝縮性が高い、または形状が特殊な粒子など、特性が異なるさまざまな原料に対しても確実に動作します。ガス速度が速い場合、原料の劣化や摩耗が発生することがあります。

バルク原料の種類に応じて、劣化や摩耗のリスクを低減するために緩やかに移動させる、高濃度搬送システムも各種ご用意しております。多くの場合、高濃度空気搬送システムを使用すると最終製品の品質が高くなり、エンドユーザーに対する付加価値が大きくなります。

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